先日、円安が少し落ち着いて来たので兼ねてから個人輸入で購入を検討していた RRS(Really Right Stuff) からニコンZシリーズ用の超望遠と望遠レンズのレンズフットを購入しました。
残念ながらZ800用のLCF-22は在庫無しで到着が遅れるとの事、Z100-400mmのLCF-21は直ぐに届きました。
以前からレンズフットはRRSの製品が好みで使用感(手で触ってもごつごつしなくて程よく考えられたバランス)と製品の品質が抜群に優れてます。
三脚の雲台に合わせてプレートを交換し雲台のシューに合わせる方法で対応してる方々が多いですがプレートの分背が高くなるので安定性の問題と特にビデオ雲台ですと耐荷重に影響します。
なのでレンズフットが交換できるタイプであればフットの交換がお勧めです。
また、最近のRRSの製品や Kirk(Kirk Enterprise Solutions) の製品さらに中華製の Leofoto の製品等ではアルカスイス規格と合わせてQD(Quick Disconnect)システムがレンズフットに採用されてます。
QDシステムは元々軍用規格で兵士が自動小銃などを肩から吊り下げて移動し、同時に保持しながら射撃するための本物のスリングシステムで、ワンタッチで着脱が可能なうえに信頼性が非常に高い規格です。
時折、望遠レンズを付けたカメラのストラップを肩から下げて望遠レンズをぶらぶらさせてる方を見かけますがマウントの歪によるトラブル(AF,AEの誤動作)が発生する事が多々あります。
超望遠レンズですとレンズにストラップがついててこちらを使用すれば問題無いのですが100-400mmクラスや150-600mmクラスですとレンズストラップが付いて無いので注意が必要です。
この様な場合にQDシステムを採用したレンズフットが重宝すると思います。
撮影データ:Nikon Z6ii AF-S Nikkor 60mm f/2.8E With FTZ2 露出Mode: Manual 1/60秒 F5.6 ISO: 400 WB: 晴天 RAW SB-700ストロボ同調
写真1 RRS LCF-21 レンズフット
写真2 Z100-400の標準レンズフットとLCF-21 (右が標準)
写真3 Z100-400の標準レンズフットとLCF-21 (左が標準)
写真4 三脚に据えた状態
写真5 三脚に据えた状態 三脚座部分が長いのでバランスが取りやすい
写真6 AF-S Nikkor 500mm F5.6E 用の LCF-11 にQDシステムでストラップ接続
写真7 Leofoto LS-285C をQDシステムでぶら下げる様のアダプター購入(Leofoto QDM-1)
写真8 LS-285CにQDM-1をつけてQD採用のストラップに接続
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