月日の経つのは早い物で早、3月スタートです。残念ながら雨の日のスタートとなりましたが昨今暗い話が多い中で3月は明るい話題を期待したいものです。
最近はほぼ Z9 を使用する事が多くなって先日シャッターレリーズ回数が2万回に達しました。
ミラーレスの利点として露出のかかり具合がファインダーで確認出来ると言う事もレフ機との大きな差ですがこの機能を有効に利用して作品作りに生かせる方法があります。
それは露出補正簡易設定機能と言う事になります。
つまり露出補正を巧みに操ると言う事ですがニコン機の場合は親指で回せるメインコマンドダイヤルで露出倍数を変える事が出来ます。
操作として人差し指でシャッターを押し続けながら親指で露出倍数を変える事が可能となります。
この操作方法をニコンでは露出補正簡易設定と呼びます。またこの機能はレフ機(D6,D5,D850,D500等)、ミラーレス機(Z9,Z6,Z7,Z6ii,Z7ii等)共に同様な機能として提供されてます。
ニコン機の場合はこの露出補正簡易設定が機能するのは露出モード P(プログラムオート) , S(シャッター優先オート) , A(絞り優先オート) のモードで M (Manual)モードは機能しません。
ベストな使い方は逆光での撮影で背景が明るかったり暗かったりと明暗差が大きなケースで露出補正を多用する場合に役立ちます。また野鳥の飛翔を追いかけるケースで背景の明るさが刻々と変わる場面でもこの機能は有効と思われます。
通常露出補正を行う場合は露出補正ボタンを押してメインコマンドダイヤルを操作して補正値を選ぶ事になります。
しかしながら露出補正簡易設定機能はメインコマンドダイヤルもしくはサブコマンドダイヤルを回すだけで露出補正が可能となる機能です。(つまり露出補正ボタンを押さなくても良くてワンタッチで補正が可能です。)
さらにミラーレス機の場合は設定した露出倍数でファインダーに被写体が表示されるので微妙な設定を判別する事が可能となります。
ファインダー表示が絶妙な Z9 は尚更この機能が使いやすいです。
設定方法(Z9):
- カスタムメニュー “b3” の露出補正簡易設定を “する” に設定します。この時に “する(自動リセット)”が良いと思います。Z6,Z7,Z6ii,Z7iiは”b2”です。
尚、自動リセットは設定した露出倍数は電源をOFFにするか半押しタイマーがオフになるとリセットされます。 - モードボタンで露出モードをAモード(Sモード、Pモードでも可)に設定します。
- ISOボタンでISO値を適切な値に設定します。この時 ISO-Auto は使用しません。
これらの設定で露出補正簡易設定が使用できます。
この機能を含めて静止画撮影メニューに登録しておくと静止画撮影メニューの切り替えで変更出来ます。
注意点として親指フォーカスを使われる場合は露出補正時には瞬間親指がメインコマンドダイヤルに移動しますのでAFが途切れます。
昨日は最初に白いツグミの様子を見に行きました。最初出会った時と比べると広場での採食が少なくなって周辺や目立ちにくい木陰で休む事が多くなった様です。
野鳥との間合いを気にしないで追い回す方々も居るとの事ですので自然に愛想が悪くなったのでしょうか。
と言う事で昨日の白いツグミをUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon Z9 AF-S Nikkor 500mm f/5.6E With FTZⅡ 露出Mode: Manual 1/2000秒 F5.6 ISO: Auto WB: 晴天
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