Nikon NX Studio 1.4.0リリース

一昨日ニコンから現像ソフトの Nikon NX Studio Ver.1.4.0 がリリースされました。
合わせて Camera Control Pro2 , NX Tether , Picture Control Utility 2 , Wireless Transmitter Utility もバージョンアップされました。
NX Studio をインストールすると File Transfer 2 及び Picture Control Utility 2 も更新されます。
今回のリリースは NX Studio を含めて Z8 対応が中心のリリースの様です。
Z8を予定されてる方には当面(まだ他社の現像ソフトはZ8未対応)NX Studioが必須になります。

Nikon NX Studio 1.4.0 の更新内容:

  • Z 8 に対応しました。
  • カメラで撮影した NEF (HLG)、HEIF に対応しました。
  • [調整]タブの[人物に関する調整]にて[美肌効果]、[人物印象調整]の調整、および[情報]タブの[ファイル / 撮影情報]での表示に対応しました。
  • [書き出し形式]に[HEIF (HLG)]、[HEIF (PQ)]を追加しました。
  • [XMP / IPTC]タブの[カテゴリー]を 256 文字まで入力できるようにしました。
  • [カラーコントロールポイント]のポイントアイコンのクリック可能領域を改善しました。
  • 以下の現象を修正しました。
    – [ユーザーコメント]の[表示位置]を[画面外右下]に設定した状態で印刷した場合、エラーが発生する場合がある。
    – ViewNX2 で調整した RAW を書き出すと、書き出した画像がゆがむ場合がある。
    – NEF を書き出した場合、書き出された画像のプロファイル情報が正常でない場合がある。
    – 画像を拡大操作後、キーボード操作でラベルを設定すると、キーボードの矢印キー操作で画像を選択できない。
    – Nikon Transfer 2 で、[転送後、元ファイルを削除する]にチェックを入れて画像を転送すると、転送が中断する場合がある。

NX Studio 1.3.1 及び 1.3.2 はインストール後の作動確認で色々な問題が発覚して元の 1.2.2 を使用巣て居たのでが 1.4.0 はZ8対応なので致し方なくインストールした次第です。
インストール後の使用はまだまだ少しの確認しか行ってませんので何とも言えませんが何とか使えそうです。

NX Studio 1.4.0 使用後に判明した問題点:

  1. Z9 で撮影したRAWファイルで NX Studio 1.2.2 以前で処理したRAWファイルが見えなくなる。
    以前にも記載しましたが Z9 の同時記録画像、 グループ化画像をコントロールするファイル(画像が置かれたフォルダー配下)の .NikonImageInfo.NXF ファイルの異常によるものです。
    この様な現象が出た場合はこの .NikonImageInfo.NXF ファイルを削除する事で参照出来ます。
    既にニコンへ連絡済みですが、何らかの注意記載もしくはBug修正が必要ですね。
  2. サムネイル表示のスピードが 1.2.2 と比べると少し遅くなった。
  3. 一番の懸念であった処理中(多くはサムネイル表示中)に突然落ちるケースはインストール後に数回発生したのですがその後は安定して動作してるので少しは改善された様です。
    まだもう少し使用しないとなんとも言えませんが。

キャッチアップ画像としてサギ達のコロニーからアオサギをUpさせて頂きます。
こちらではゴイサギの営巣を楽しみにしてるのですが昨年からゴイサギが居なくなって残念です。

撮影データ:Nikon Z9 Nikkor Z 800mm f/6.3S 露出Mode: Manual 1/3200秒 F6.3 ISO: Auto WB: 晴天

写真1 アオサギ
Z9M_3827_blog

写真2 アオサギ
Z9M_3830_blog

写真3 アオサギ
Z9M_3834_blog

写真4 アオサギ
Z9M_3835_blog

写真5 アオサギ
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写真6 アオサギ
Z9M_3844_blog

写真7 アオサギ
Z9M_3847_blog

写真8 アオサギ
Z9M_3885_blog

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