朱鷺撮影Ⅲ

朱鷺撮影が続いてます、現地で朱鷺の塒をお聞きして初日の夕暮れ時と帰る日3日目の早朝に訪れて見ました。塒入りは17時過ぎからで塒からの飛出しが6時前です。森の中が塒でとても暗くてSSが上がりません。今回持参した機材は高感度に弱い子ばかりで(D500,D850)Z6を持参しなかったのが悔やまれますが遅しです。なんとかごまかしながらの撮影となりましたが、ノイズや微ブレはご了承ください。

撮影データ:Nikon D500 AF-S Nikkor 500mm f/5.6E 露出Mode:Manual 1/60-1/125秒 F5.6 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 朱鷺塒入り
D5S_9374_blog

写真2 朱鷺塒入り
D5S_9314_blog

写真3 朱鷺塒入り
D5S_9528_blog

写真4 朱鷺塒入り
D5S_9538_blog

写真5 朱鷺塒入り
D5S_9576_blog

写真6 朱鷺塒入り
D5S_9472_blog

写真7 朱鷺塒入り
D5S_9445_blog

写真8 朱鷺塒入り
D5S_9447_blog

写真9 朱鷺塒から飛出し後
D8M_8306_blog

写真10 朱鷺塒から飛出し後
D8M_8302_blog

朱鷺撮影Ⅱ

トキを漢字で書くと朱鷺と書きますが、この朱の字良く表してるなーと思います。
1981年1月11日から1月23日にかけて、佐渡島に残された最後の野生のトキ5羽全てが捕獲され、佐渡トキ保護センターにおいて、人工飼育下に移されたと記載されてます。これにより、日本の野生トキは絶滅したとされる訳です。
朱鷺を全滅に追いやった原因の一つは農業であると分析されてます。化学肥料や農薬の乱用、生産調整によって餌場が減少したことで、生きものとの共生ができなくなったと示されてます。
朱鷺とともに暮らしていく環境を維持するために、「人と環境にやさしい農業」に取り組み、農薬や化学肥料を極力減らし、生きものたちのいのちを大切にした環境との共生を図っているとの事です。
小生が訪れた地区でも朱鷺を守るために自然農法の説明や朱鷺との接し方を立て看板やパンフレットで公開してます。
この様な努力が実り、2019年10月現在の野生下トキは434羽(佐渡:433羽、本州:1羽)に増えてます。
稲刈りが終わった水田では多くの田んぼにビオトープの為に一部を掘り返し水がたまる場所をわざわざ作ってます、そこにはドジョウ等が生育してる様です。この場所めがけて朱鷺は舞い降りて来ます。
この様な田んぼで生産されたお米をお土産に買って来ました。きっと美味しいと思います。
と言う事でビオトープの様子も交えてNo2をUpさせて頂きます。

撮影データ:Nikon D500 AF-S Nikkor 500mm f/5.6E 露出Mode:Manual 1/1000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 水田に舞い降りる朱鷺
D5S_1277_blog

写真2 朱鷺は稲刈りが終わった田んぼに作られた水溜りで採食中 ビオトープ
D5S_0482_blog

写真3 朱鷺 ドジョウが好物の様です
D5S_9138_blog

写真4 朱鷺
D5S_9113_blog

写真5 朱鷺 インディアンを彷彿させます
D5S_1194_blog

写真6 朱鷺
D5S_1214_blog

写真7 朱鷺
D5S_1238_blog

写真8 朱鷺
D5S_0723_blog

写真9 朱鷺
D5S_1315_blog

写真10 朱鷺
D5S_0758_blog

朱鷺撮影に遠征

一度はピンク色の翼を広げて舞うトキの姿をこの目で見てみたいと思ってました。
トキの詳細を記述すると長くなるので割愛しますが学名ニッポニアニッポンと命名されている事からも貴重な鳥さんの一つかと思ってます。
当方は学術的な話よりもピンク色の翼を広げて群れで舞う姿を撮りたいとの思いです。
今回の行程は7日に伊丹空港からANAの一便で新潟へ飛び、新潟空港から新潟港へ移動、佐渡汽船のジェットフォイルで佐渡の両津港へと渡りました。朝早くに出て午後には探鳥出来る工程です。
一日目と次の日の半日は群れ探しに費やしました。1羽、2羽、3羽位は時々見かけるのですが10羽以上の群れはなかなか見る事が出来ませんでした。
しかしながら根性で発見し、それからはその群れを追っての撮影となりました。
画像の整理がまだまだ終わってませんが、帰国報告を兼ねてUpさせて頂きます。

撮影データ:Nikon D500 AF-S Nikkor 500mm f/5.6E 露出Mode:Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 ピンクの飛翔
D5S_0090_blog

写真2 ピンクの飛翔
D5S_0091_blog

写真3 ピンクの飛翔
D5S_0092_blog

写真4 ピンクの飛翔
D5S_0093_blog

写真5 ピンクの飛翔
D5S_0094_blog

写真6 ピンクの飛翔
D5S_0095_blog

写真7 ピンクの飛翔
D5S_0112_blog

だんじり祭り試験曳き

地元では来週の週末がだんじり祭りです、そして本日は試験曳き。試験曳きの方が観客が少ないので撮影するにはチャンスでもあります。
と言う事で来週の本番に向けてすこし撮影して来ました。

PS:明日から3日間程遠征に出掛けきます。ご訪問頂いてます皆様申し訳御座いません。Blog更新が遅れます。

撮影データ:Nikon Z6 Nikkor Z 24-70mm f/4S 露出Mode: Manual 1/1000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 だんじり祭り
Z6M_9100_blog

写真2 だんじり祭り
Z6M_9105_blog

写真3 だんじり祭り
Z6M_9115_blog

写真4 だんじり祭り
Z6M_9138_blog

写真5 だんじり祭り
Z6M_9140_blog

秋の運動会

本日はHiroto君とTaiちゃんの運動会に出掛けて来ました。
Hiroto君は小学校最後の運動会と言う事で何時に無く少し緊張してる様子で最後の運動会を楽しんでました。
秋空の元とても心地よい運動会開催されました。

撮影データ:Nikon D7200 AF-P Nikkor 10-20mm F3.5-5.6P RAW 露出Mode:Manual 1/500秒 F8.0 ISO: Auto WB: Auto RAW

写真1 秋の運動会
D7M_8354_blog

写真2 秋の運動会
D7M_8359_blog

写真3 秋の運動会 D500 AF-S Nikkor 80-400mm
D5S_8361_blog

写真4 秋の運動会
D7M_8374_blog

写真5 秋の運動会
D7M_8377_blog

田園地帯散策

田園地帯の稲刈りがそろそろ終わってノビタキの様子も変わったかと思い出掛けて来ました。
残念ながら稲刈りはまだでした。ノビタキは6~7羽居るのですが今回入ってる子達は用心深かくてなかなか近くへは来てくれません。
稲穂が朝の光に照らされてとても綺麗です、その様な稲穂の海をツバメ達が飛び交ってました。

撮影データ:Nikon D5 AF-S Nikkor 600mm f/4E + TC-14EⅢ 露出Mode: Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 ノビタキ
D5M_2444_blog

写真2 ノビタキ
D5M_2169_blog

写真3 ノビタキ
D5M_2290_blog

写真4 ツバメ
D5M_2137_blog

写真5 コシアカツバメ
D5M_2139_blog

写真6 コシアカツバメ
D5M_2352_blog

写真7 コシアカツバメ
D5M_2364_blog

写真8 コシアカツバメ
D5M_2382_blog

写真9 コシアカツバメ
D5M_2383_blog

写真10 コシアカツバメ
D5M_2392_blog

槇尾川散策

お天気が悪いだろうとゆっくりしてると日差しが眩しいお天気でした。最近の天気予報は外ればかりですね。
それではとタシギ目的で槇尾川周辺を探索して来ましたが残念、タシギの姿はありません。

撮影データ:Nikon D500 AF-S Nikkor 500mm f/5.6E 露出Mode:Manual 1/1000秒 F5.6 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 カワラヒワ
D5S_7723_blog

写真2 イカルチドリ
D5S_7821_blog

写真3 イカルチドリ
D5S_7874_blog

写真4 イカルチドリ
D5S_7878_blog

写真5 キセキレイ
D5S_7985_blog

写真6 クサシギ
D5S_8083_blog

写真7 クサシギ
D5S_8090_blog

写真8 クサシギ
D5S_8137_blog

Nikon 露出設定裏技

先日撮影中に露出設定に関して質問を頂戴しましたので少し纏めてみたいと思います。
今回は野鳥撮影等の生物写真を撮影する上で如何に露出設定を行うと効率が良いのか試行錯誤した結果をレポートさせて頂きます。
当方が愛用しているNikonのデジタル一眼レフを主に記載してますが、他社機でも同様の事が可能と思います。

まず考え方として二つのケースに分けます。それは露出補正を多用するケースと一般的な撮影のケースです。

Ⅰ 露出補正を多用するケース:
野鳥の飛翔を追いかける場合や逆光での撮影で背景が明るかったり暗かったりと明暗差が大きなケースでは露出補正を多用します。
この場合は露出補正簡易設定機能を多用するのがとても便利です。
露出補正を通常の状態で行う場合は露出補正ボタンを押してメインコマンドダイヤルを操作して補正値を選ぶ事になります。
露出補正簡易設定機能はサブコマンドダイヤルを回すだけで露出補正が可能となる機能です。(つまりワンタッチで補正が可能)

設定方法:

  1. カスタムメニュー “b4” の露出補正簡易設定を “する” に設定します。この時に “する(自動リセット)”が良いと思います。Z6,Z7はb2です。
  2. 次にカスタムメニュー”f4”のコマンドダイヤルの設定でサブとメインの入れ替え設定を選び、露出補正の設定を”する(Aモード)” に変更します。これはAモード(絞り優先露光)時に有効となります。この設定で人差し指で露出補正、親指はAFボタンと区別出来ます。
  3. モードボタンで露出モードをAモード(絞り優先モード)に設定します。
  4. ISOボタンでISO値を適切な値に設定します。この時 ISO-Auto は使用しません。
  5. これらの設定でメインコマンドダイヤルで絞り値をサブコマンドダイヤルで露出補正値を変更出来る事となります。

この機能を使う事で露出補正を簡単に補正出来るので飛翔する鳥を追いながらファインダーから目を離す事無く操作可能かと思います。

Ⅱ 通常の撮影パターン:
一般的な撮影のケースとなります、この場合はデジタルカメラならではのISO値で露出制御する方法がベターです。つまり露出モードMでISO Autoです。
適正な露光はシャッタースピード、絞り値、ISO感度で決まる物です。フィルムカメラや初期のデジタル一眼レフの時代での自動露出は絞り優先、シャッター優先、プログラムオートの3つの自動露光でした。つまりISOはフィルムで決まっていたのでISOを変えると言う発想は無かった訳です。  
しかしながらデジタルカメラではISOを自由に変える事が出来る様になりました。3つの要素(シャッタースピード、絞り値、ISO)が変えられるデジタルカメラならではの使用法がここに生まれた訳です。  
その背景には絞り値シャッタースピードは作画に大きく影響する事が挙げられます。前景から遠景までピントを合わせたいときは絞り込む必要があります、また飛翔する野鳥をぶれなく撮影するにはシャッタースピードを速くする必要があり、流し撮りでは逆に遅くする必要が出て来ます。
つまり多くの被写体では作画に合わせてシャッタースピード絞り値が決まってくると言えます。
そこで登場するのは露出モードをマニュアルにしてISO Autoで自動露出する設定となります。  
メインコマンドダイヤルとサブコマンドダイヤルでシャッタースピード及び絞り値を作画に合わせて即座に変える事が出来ます。

設定方法:

  1. ISOボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回してISO Autoに設定します。
  2. ISO限界値の設定、静止画撮影メニューのISO感度設定を開きます。次に制御上限感度をカメラに応じた値に設定します。
    ISO Auto で設定した限界ISO値を超えるとアンダー露出になります。常にファインダー内に表示されているISO値を確認する癖をつけておく必要があります。
    限界ISO値の設定は機種により変わりますのでご自身で決める必要があります。  
    当方の設定ではD5(12800)、D850(6400)、D500(6400)、Z6(12800)で使用してます。
  3. モードボタンで露出モードをMモード(マニュアルモード)に設定します。
  4. シャッタースピード(メインコマンドダイヤル)、絞り値(サブコマンドダイヤル)を設定します。
    どの値を使用するかはご自身の経験則が有効ですが、野鳥の飛翔は1/2000秒以上、絞りは一段絞るか暗いケースは開放で使用するのが良さそうです。一般的にズームレンズはひと絞り絞るのが鉄則です。
  5. これらの設定で撮影中でも親指でシャッタースピード調整、人差し指で絞り値調整がスムーズに行えます。勿論シャッタースピード、絞り値を変更してもISO Autoで露出は適正露出を保たれます。

露出モードマニュアルでISO Auto機能は作画に合わせた適切な絞り値とシャッタースピードを選択するのが大きな利点かと思われます。

本日はそろそろ大好きなミヤコドリの季節がやって来ました。期待を込めてキャッチアップ画像として一昨年撮影したミヤコドリをUpさせて頂きます。

撮影データ:Nikon D5 AF-S Nikkor 600mm f/4E + TC-14EⅢ 露出Mode: Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW

写真1 ミヤコドリ
D5M_3501_blog

写真2 ミヤコドリ
D5M_3951_blog

写真3 ミヤコドリ
D5M_4121_blog