Z9 に最適なメモリーカード

前回 Z9 のレビューを投稿した時に連続連写(秒20駒のFXモードのRAW画像)で4秒位連写が続くと書込み遅延が起こり連写が一時的に遅くなるとの問題を指摘しました。
その後調査を進めるとやはりメモリーカードの書き込み遅延の問題と判明しました。
当方が使用していたカードは ProGrade のGoldですがニコンが推奨するのは ProGrade の場合はCOBALT です。
メモリーカードの書き込みテストのスピードを調査すると『Z9とR3に相応しいカードは?』と言うYouTubeの投稿があり参考にさせて頂きました。
メーカーから出されてる読込みスピード、書込みスピードは参考にはなるが連続の書込みの場合のスピードに関して別に記載もしくは記載が無いメーカーがあり連写の場合はそれがもっとも重要と言う事です。
この動画を参考にさせて頂くとやはり実績(元 Lexar の技術者達が立ち上げた会社で技術力が高い)があるメーカで個々の製品毎に品質管理が出来ている ProGrade Digital が良いとの結論に至りました。
従来から ProGrade Digital の製品を使って居たのですが Gold と言うランクのカードを使用してました。
この度 COBALT と言うランクの製品を調達して Z9 でテストしましたので結果お知らせします。

条件:毎秒20駒 RAW(圧縮モード 高効率★ 凡そ 35MBytes) SS 1/1000秒 絞り F5.6

  • ProGrade Gold : 連写4秒位で書込み遅延が起こり遅延中はシャッタ音から数駒(2~3駒/秒)の書き込みスピードになりほぼ回復しないでそのスピードを維持して書き込める
  • ProGrade COBALT:連写9秒位で書込みが若干(一時的に秒15駒位)に遅くなるが直ぐに回復して連写が続くその後やはり9秒間隔の感じで若干の遅延が発生するものの数分間連写し続けても全体的には書き込みスピードの遅延なく書き込める。(書込んだ実データで確認済み)

ProGrade Digital の CFexpress Card 製品仕様
ProGrade1
Gold とCOBALTの違いはTLCメモリーを使用してるかSLCメモリーを使用してるかの違いですがこの違いがスピードに大きく貢献してる様です。やはり高価なSLCメモリーの利点でしょうか。
また ProGrade では最低継続書込速度が記載されていて Gold では 400MB/秒に対して COBALT は 1400MB/秒と圧倒的に高速です。

当面はCOBALTは高価ですのでCOBALT325GB をスロット1に入れてスロット2はGOLDで使う予定です。

キャッチアップ画像として先日の落ち柿のトラツグミをもう少しUpさせて頂きます。

撮影データ:Nikon Z9 AF-S Nikkor 600mm f/4E With FTZⅡ 露出Mode: Manual 1/250秒 F5.6 ISO: Auto WB: 晴天

写真1 トラツグミ
Z9M_1502_blog

写真2 トラツグミ
Z9M_1513_blog

写真3 トラツグミ
Z9M_1532_blog

写真4 トラツグミ
Z9M_1727_blog

写真5 トラツグミ
Z9M_1836_blog

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