先日の事ですが、ある方のBlogから画像が無断で抜き取られそれらが再利用されたとのトラブルがありました。この手の話は良き聞かされて、当方に寄せられる相談ごとの1テーマとなってます。
困ったものですが今や無法地帯化してるネットでは発生して当然のお話しです。当然ながら著作権侵害となり訴訟ものの事案です。
しかしながらBlogやSNSに投稿してる画像に関して投稿したご本人がどれだけ注意を払ってるかと言う事も大事かと思います。
当方の様にStock Photoで販売も行ってるケースでは無断で画像が使用されると Stock Photo との整合性が取れなくなり問題でもあります。
画像のプロテクトは必要なのかと言うと勿論 ”Yes" となる訳ですが、残念ながらBlogの初期設定ではプロテクトされてません。また Facebook Instagram Twitter もプロテクトはありません。抜き放題と言う事になります。(敢て抜き方は書きませんが)
そこで次の方法で著作権の明示とプロテクトを実装されるのが賢明です。
- 画像のEXIFに著作権情報を追記する。
- Blogではコピープロテクト機能を設定する。
1番目の対応:
著作権情報の設定はニコンの場合 セットアップメニューの著作権情報を設定します。
撮影者名と著作権者名を入力して著作権情報添付にレ点を入れれば完了です。またD5,D6の様にD一桁シリーズではIPTCの設定も出来るのでこちらも入力しておくと完璧です。
これで画像に著作権情報が入りますので訴訟の場合の証拠が揃います。
ちなみに欧米で問題となった Facebook のEXIF情報等が削除されて投稿される問題はこれら著作権情報が削除されるからです。日本ではあまり話題にならないのが不思議ですね。プロ意識の低下ですかね。
2番目の対応:
Blogの場合は多くのBlog Toolで対応可能です。
- WordPress(当方が構築してるBlog)では WP CopyProtect と言うプラグインを導入すると画像も記事もプロテクトが掛かります。画像にマウスをフォーカスしてマウスの右クリックしても保存メニューは出ません。
- FC2 Blog:投稿記事にHTMLタグを挿入する事でコピーガードを設定出来ます。
こちらの設定をご確認下さい。 - エキサイBlog:Blogパーツを使用する事で画像のプロテクトが実装出来ます。
こちらの設定方法をご確認下さい。 - livedoor Blog:画像のURLにonContextMenu="return false"の記述を追加。(右クリック禁止)さらに<body onkeydown="return false"> を付け加えればOKとの事ですが、投稿の度に編集は少し面倒です。
- その他Blog:各Blogの設定方法からコピーガード、画像プロテクトで検索して頂ければと思います。
キャッチアップ画像として今年は朱鷺撮影ツアーでご案内を計画中の朱鷺をUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon D6 AF-S Nikkor 500mm f/5.6E , AF-S Nikkor 80-400mm 露出Mode: Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW
最近のコメント