Leofoto LH-36

先日、Gitzo マウンティニア2型の三脚から Leofoto LS-285C に変更した記事を書いてました。記事はこちらです。
変更理由は上記の記事に詳しく記載してるのですが、改めて記述すると

  1. 旅行時にキャスターバックに収納できる事(収納高が低い事)
  2. 小型軽量(Gitzoの2型相当)
  3. ローアングル撮影が咄嗟に可能(センターポール無しが望ましい)

の様な要望で Leofoto LS-285C の脚にBENRO B-3自由雲台の組み合わせで使って見た訳です。
しかしながら三脚の部分はこれでほぼOKですが、雲台がダメでしたね。
BENRO B3の耐荷重が20kgと仕様書にはあるのですが、556(AF-S Nikkor 500mm f/5.6E) + D500 の組み合わせた質量(凡そ2.5Kg)がスムーズに行きません。
つまり固定は出来るのですがノブで最後の一締めがカクンを微動します。最終の締め付けで少し動いてしまう事でフレーミングが僅かにズレる訳です。この少しのズレを気にならない方はOKでしょうが当方には無理でした。
普段はGitzoのシステマテック3型にアルカスイスのモノポールB1を使っていてその完璧な動作に慣れてるので差が激しすぎる訳です。

そこで LS-285C にマッチする自由雲台を検索して見ると同じLeofotoの LH-36 がありました。
こちらは耐荷重18kgと言う事で機能的にはOKです。またLeofotoはどうも米国のRRS(Really Right Staff )の中国での生産拠点では無いかと思われる製品展開を行ってる様に見えます。
RRS の代表的なボールヘッド BH-55 や BH-40と同じ様な製品をLeofoto は展開してます。
信頼できるRRSと同じ様であれば良いのではとも受け取れる訳です。

と言う事でLH-36を取り寄せてテストしてみました。
Goodです。評価レポートは英文のが2点ほどしか見つからなかったのですがほぼ当方が必要とする自由雲台の機能を満足してくれてました。

LH-36良い点:

  • 低重心設計
  • 摩擦調節(ドラッグコントロール)がスムーズ
  • クイックシューはアルカスタイル
  • ボールヘッドの締め付けで誤差が(微動)無い
  • 質量(レンズとボディー)2.5Kg位までで使うには充分

撮影データ:Nikon Z6ii Nikkor Z 24-70mm f/4S 露出Mode: Manual 1/60秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW SB-700 ストロボシンクロ

写真1 LH-36 LS-285C に LH-36 の組み合わせ
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写真2 LH-36
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写真3 LH-36 D500 + 556を乗せた
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写真4 LH-36 ドラックコントロール(上)とパーンロックノブ(下)
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写真5 LH-36 クイックシューは勿論アルカタイプ
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