岡山県の吉備中央町では村興しの一環としてブッポウソウの保護と生育数の増加に力を入れています。
巣箱を綺麗にする、巣箱の周りの雑草を刈り込み蛇などの侵入を防ぐといった様々な試みが行なわれています。また岡山大学も生物多様性の研究課題としてブッポウソウの子育てと生育数の調査を行っているそうです。
今回の撮影行は4日5時前出発して現地に8時前に到着し撮影、2泊して6日午後帰宅しました。
前回訪問した時は雛の巣立ち間近でしたので雛が巣箱から顔を覗かせる可愛い姿も見る事が出来ましたが、今回はまだ雛が小さくその代わりに親鳥が頻繁に餌を運ぶ姿を見る事が出来ました。
現地での工程は親鳥が餌運びに活性している時間帯8時位から10時位までに撮影を集中してその後はポイント探しを行い次に夕方の活性時間帯に撮影すると言う段取りでした。
ブッポウソウは漢字で書くと仏法僧と書きこの名の所以は、森の中で夜間「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえたので、仏・法・僧の三宝を象徴するこの名前が付けられたという事ですが、実際その後にこの鳴き声を確認されたのはコノハズクで有ったと言う事でした、現地でその鳴き声を聞いても「ゲッゲッゲッ」といった汚く濁った鳴き声です。間違いで付けられた名前ではありますが、何か神々しい物を感じさせます。
その2としてブッポウソウのパパママ2羽並びを中心にUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon D5 AF-S Nikkor 600mm f/4E + TC-14EⅢ 露出Mode: Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW
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