Z9 Firmware Update Ver.4.00

昨日、突然にニコンからZ9 のファームウェア Ver.4.00 がリリースされました。発売して凡そ1年半で3回のメジャーバージョンアップとは恐れ入りました。
元ITエンジニアの当方でもリリース後にこれだけ手厚いフォローと優れた機能アップに対応するとは予想しなかった快挙ですね。Z8、Z9がこれだけ売れてる理由が理解できます。
勿論、昨日当方のZ9をUpdateしました。興味ある機能更新の数々を紐解いて確認してる所です。
本日はその中からオートキャプチャー機能をテストしましたので設定方法を少し記載したいと思います。

オートキャプチャーとは自動撮影モードで被写体を認識した(Detect)、被写体が動いた(Motion)、指定した距離内に被写体が入った(District)の3種類から設定出来ます。
また5個の設定を登録しておく事が可能なので使用目的に応じて Motion1,Motion2,Detect1,Detct2,District1 等と登録して置けば便利です。
ニコンのカメラでこの様な自動撮影機能をカメラ側で持つのは初めてだと思われます。他社は良く解りませんが聞いた事ないですね。2台のカメラを使って一台はオートキャプチャーで撮影し、もう一台で被写体を追いながら撮影と言う手も考えられます。

今回のVer.4.00で当方の絶賛機能は:

  1. オートキャプチャー機能 静止画、動画共に使用できる
  2. プリキャプチャー機能の時間延長(待機時間が30秒~300秒に延長)
  3. マニュアルフォーカス時に表示されるフォーカス距離指標に距離数値を追加
  4. ハイレゾズーム機能のズーミングスピードを3段階から11段階に細分化、これでなだらかなズームアップ出来ます。
  5. スローモーション動画機能の追加(4倍速、5倍速スロー)
  6. 3Dトラッキングの被写体が検出できていない場合における小さく動きの速い被写体の捕捉精度を向上
  7. 低輝度・低コントラストの被写体のフォーカス精度を向上
  8. カスタムボタンに割り当てられる機能、操作ボタンを拡充

オートキャプチャー機能の確認:

写真1 静止画撮影メニューからオートキャプチャー機能を呼び出し
Z8M_3655_blog

写真2 Motion の詳細条件確認 全て選択すれば動けば撮影と言う事になります。
Z8M_3658_blog

写真3 撮影開始は動画ボタンを押します。
Z8M_3660_blog

写真4 モーションで自動的にシャッター切れます 一応ライチョウが動いた
Z8M_3664_blog

写真5 終了は開始と同じく動画撮影ボタンで終了
Z8M_3668_blog

写真6 キャッチアップ画像は先日の夕景 Z8で撮影
 Z8M_2438_blog

写真7 夕景
Z8M_2447_blog

コメントを残す

メールアドレスは公開されません