Nikon D5 連続撮影速度

本日も朝から雨が降ってます。
と言う事で最近少し気になっていた連続撮影速度に関して記載したいと思います。
以前コゲラの子育てシーンを撮影してた時に親鳥が巣穴から飛び出すシーンを何度も撮影しました。
撮影距離が近かったので巣穴から飛び出してコゲラが写っている駒をワンシーンとして画像に転写し動きを現したかったのですが、12駒/秒の高速連続撮影ではなかなか3シーンを収めるのが出来なかったので14駒/秒(ミラーアップ)に設定して撮影しました。
D5では14駒/秒はミラーアップでの撮影となり高速連続撮影の12駒~10駒はミラーが稼働してAF/AEが連動するモードで作動します。勿論低速連続撮影はAF/AEが連動するモードです。
なので14駒/秒(ミラーアップ)を選ぶか12駒/秒を選ぶかの2択判断になります。
12駒/秒での撮影ではそのスピードを得る為には色々と制限があり、その制限で12駒/秒の速度が出ないケースが発生します。

D5のマニュアルでは次の様に記載されてます

連続撮影速度は、AFモードがAF-C、露出モードがSまたはM1/250秒以上の高速シャッタースピードで、その他が初期設定の時の値です。次の場合などは連続撮影速度が遅くなることがあります。
– シャッタースピードが低速の場合
– 感度自動制御を「する」にして感度が自動制御されているとき
– レンズの絞りを著しく絞り込んだ場合
– VRレンズ使用時にレンズの手ブレ補正スイッチをONにしたとき
– バッテリー残量が少ないとき
– 一部のレンズを使用したとき
– 非 CPU レンズ装着時およびカスタムメニュー f4 の絞り値の設定方法を絞りリングに設定したとき

その他にはVRモードがSportモード及びEタイプレンズ(絞り制御が電子信号)が高速連続スピード遅延防止に有効との情報もあります。

しかしながらこれらの制限要素を1駒目の情報で連続撮影する14駒/秒を使用すると回避出来ます。
勿論 AF/AE も固定でミラーアップしますのでファインダーもブラックアウトですが確実にスピードが出てるケースを実感してます。
この様なケースに遭遇されたときは是非ご利用頂ければと思います。
これらの制限もミラーレスになれば簡単に解決できる問題ではありますが。

D5で14駒/秒を使用してワンシーンに収めたコゲラの飛出しシーン。

撮影データ:Nikon D5 AF-S Nikkor 600mm f/4E 露出Mode: Manual 1/1600秒 F4.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW 高速連続モード:14駒/秒

写真1 コゲラ飛翔
D5M_8210_mblog

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