本日は器材ネタを少しUpさせて頂きます。
最近巷で話題の Markins BV-Head と Wimberley SideKick になります、先日の北海道遠征時に昨年もご同行の方とご一緒させて頂きました。その方は BV-Head を新たに導入して当方は SideKick と言う状況でした。丁度良い機会なので操作性等を試させて頂き導入のきっかけとなりました。
その方は昨年はザハトラーを使用でしたが、ビデオ雲台は重くて嵩張るとの判断からBV-Headを導入したとの事でした。
MさんもBV-Headを愛用されているので色々と状況をお聞きしまた試させて頂いた結果次の事が当てはまるかと思われます。
Markins BV-Head(BV-22) vs Wimberley SideKick(SK-100)
- カメラ・レンズを雲台に取り付ける操作性はBV-22に軍配、SK-100はサイドキックなので取り付ける時に持ち上げてセットする為に余分な力が必要。
- パン・ティルト(PAN&TILT)の操作性に関してはSK-100の方がややスムーズである。パンはどちらも自由雲台側のパンを使うので自由雲台の操作性に依存する。パンに関してはArca-Swiss Z1 Monoballが雲台として優れている。
- 重さ携帯性共にBV-22の方が優れている。
- 水平線のセット性(これはとても重要です、雲台の水準器で合わせます)はBV-Headの方が合わせやすい。(SideKickの水平出し部分を決めて水準器を取り付ければ可能か)
当方がSideKickやBV-Headに拘る大きな理由はいずれも自由雲台に取り付けて使用すると言う事です。これは野鳥撮影で使うパン・ティルトに特化した機能は不要でスイングを含めたフルの機能を使いたい場合(概ね風景写真等)BV-HeadやSideKickを外せば可能であると言う事です。
野鳥撮影している時に素晴らしい風景に出会えば風景撮影用の三脚セットに早変わりするのが理想です。
自由雲台としては BV-Head 用の Q20i と Arca-Swiss Z1 Monoball とでは遥かにZ1が良い事は事実ですが当方の使用下では許容の範囲です。
いずれの自由雲台もアルカタイプのプレート対応となっているのですがBV-Headの標準セットはクイックレバーシューです。
クイックレバーシューは互換性に乏しく当方愛用のRRS製のプレートとは互換性が低くて壊れそうなほどの力をかけないとセット出来ません。
これは他のプレート(BENRO,KIRK等々)にもそれぞれ言える事と思われます。
よってクイックレバーシューからノブシューに変更しました。
これで色んなメーカーのアルカタイププレートが使用出来ます。
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