すこし前に簡単に記載した内容をもう少し具体的に記載させて頂きます。
それは Nikon Z8,Z9 のAFセッティングに関する内容となります。元ネタは US の写真家 Steve Perry のBlogからヒントを得たものです。
Net には多くの情報が存在しますが価値ある情報は少なく本件は Steve からのプレゼントと言う事で多くの Z9 Z8 使用者の方々と共有出来れば幸いです。
設定内容はAFエリアモードのワイドエリアAF(C1) もしくは (C2) に 1×1 つまりシングルポイントを選択しワイドエリアAFで動作可能な被写体検出を動物に設定します。
この設定によりシングルポイントAFでは被写体検出機能が動作しなかったものが検出可能となりさらに瞳AFが作動するのでピントの精度が格段に上がります。
複数の野鳥が居る中で特定の一羽にポイントをおいて撮影する場合や枝被りなどでワイドエリアAF の S や L では上手く行かないケースで役立ちます。
従来のレフ機 D6 や D5 D500 でも結局複雑な背景などはGroup AFでは上手く行かずにシングルポイントを多様してましたのでこの動作に近くさらに被写体検出と瞳AFが作動するのでほぼ完璧です。
しかしながらシングルポイントAFで被写体を追えるテクニックは必要です。
当方はワイドエリアAF(C1) に 1×1 , ワイドエリアAF(C2) に 13×7 を設定してます。また上記で設定した ワイドエリアAF(C1 or C2) + AF-ON を使いやすいファンクションボタンに設定しておくのも便利は方法です。
キャッチアップ画像には上記設定して動作しているファインダー画像とお山のサンショウクイをUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon Z9 Nikkor Z 800mm f/6.3S 露出Mode: Manual 1/2000秒 F6.3 ISO: Auto WB: 晴天
写真1 ワイドエリアAF(C1) に1×1設定 赤色□が 1×1の設定でフォーカス 緑は被写体検出
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