台風12号が迫って来てますが、まだまだ本日は良いお天気です。
先日D7200を使用した時にオートフォーカスがどうも前ピンであると感じAF微調整を行いました。
このボディーはニコンのサービスセンターでAF確認と調整を既に行なっているのですが???
ニコンのD一桁機に対して他の機種ではメーカーが決めた精度の幅が大きいような気がします。特に望遠レンズでは僅かなピント誤差が画質に大きく影響する事は歴然です。
使用したツールはSpyder LENSCALです。
D7200で主に使用するAF-S Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6GとPF 300mm f/4E を中心に微調整しました。
手順の概要は
- Spyder LENSCALを三脚にセットして水準器でレベルを合わせます。
- D7200に微調整したいレンズをセットしてSpyder LENSCAL のフォーカスポイントに水平レベルを合わせます。
- D7200でSpyder LENSCALのフォーカスマークにオートフォーカスで合焦させます。
- シャッターを切り撮影します、この時F値は解放で行います。
- フォーカス・ポイントとその右側のスケールの0点がシャープにフォーカスされているか確認します。
- この時にズレが発生しているとスケールの数値表示から判断出来ます。ずれがある場合カメラのAF微調整で機能で調整します。この作業(3~6)を繰り返して調整します。
このD7200は確認した全てのレンズで前ピンと判りました。個別レンズのAF微調整の範囲は+8~+10に収まってます。次回サービスセンターへ行った時はAFの全体調整をカメラ側で行った方が良さそうです。またズームレンズの調整は良く使う焦点距離(当方は400mm)で調整する事となります。
その後D5を確認しましたが流石D一桁機は調整不要の精度です、またAFで合わせる時に無限遠からのAFと最短撮影距離からのAFで微妙に変わる物ですが、D5はその誤差も殆んど無い状況でした。この精度の差が作品を撮影した時の画質に現れるのでしょう。
写真1 Spyder LENSCALをセットした状態
写真2 AF-S Nikkor 80-400mm 調整前
写真3 調整後
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