本日も空模様が怪しいお天気です。と言う事でニコン大阪サービスセンターへ出掛けて来ました。
AF-S Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6G の解像感に疑問も持っていてカスタマーサービスに問い合わせると一度点検したいと言う事でしたのでダメ元で持参した次第です。取敢えず2週間の入院となりました。
今日のテーマはZ6,Z7で新たに追加された機能である、ピクチャーコントロールのミドルレンジシャープを少し記述したいと思います。
当方もまだまだ試行錯誤中である事をご了承下さい。
ニコンのピクチャーコントロールを上手く機能させるには専用の現像ソフトである Capture NX-D を使用する事となります。
ミドルレンジシャープはピクチャーコントロールのパラメーターに新たに追加されたパラメタであり、既存のシャープネス項目「輪郭強調」と「明瞭度」のちょうど中間の領域を調整できるパラメタと言う定義です。
変化の具合は輪郭強調や明瞭度よりも中間の細かさの模様や線に対して効果的であるとの事で、緻密な風景写真の質感描写などに効果的であると思われます。
これらの記述から野鳥の羽毛の描写に大きなメリットをもたらすのではと推測してました。
先日撮影したルリビタキで少し実験して見ました。
尚、輪郭強調、ミドルレンジシャープ、明瞭度の3つのパラメタを調整するのは面倒な場合にはクイックシャープのパラメタで凡その検討を付ける事が可能です。
今回はクイックシャープの最大と最小を見て見ました。
確認1 クイックシャープ+2で現像
確認2 クイックシャープ-2 で現像
今回は極端なパラメタで現像しているので、これらを参考に度合いを決めれば良いかと思います。
尚、クイックシャープはZ7,Z6のRAW現像の場合に表示される機能でD5やD850では機能しないパラメタです。この機能を呼び出すには Capture NX-D でピクチャーコントロールをクリックすれば表示されます。
写真1 クイックシャープの標準で現像した画像
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