本日も梅雨空で朝から雨が降ったり止んだりと生憎のお天気です。昨日はすわ珍鳥との事で出かけたもののふられてしまいました。最近は坊主貯金たまりぱなし。
前振りはさておき、先日D500からZ8へ乗り換えた鳥友さんに設定のアドバイスで資料を追加作成しました。内容はカスタムボタンのワークシートです。
前回はひとつのサンプル設定を公開したのですが、当方が使用してる四つのカテゴリー(静止画撮影メニュー4種、それに紐づくカスタムセッティング4種)をZ9,Z8で8種出来上がりましたので公開させて頂きます。尚、前回の記事はこちらです。
内容はボタンに割り当てた機能をビジュアル化して記憶にたどるのでは無くて操作を確実にすると言う趣旨です。
Z9 Z8 は数々のFirmware更新で機能が追加され、それらを上手く使いこなす為には日頃からボタンに割り当てた機能を整理しておく必要があります。
何故メーカーからこの様なワークシートが提供されないのか不明ですが有効活用出来ればと思います。
そこで Steve Perry の説明書(英語表記)を全て和訳するのは無駄な事なので使用するワークシートを和訳して使いやすい様にしました。
1.ワークシートはこちらからダウンロードできます。 ワークシート
2.また当方設定のサンプルはこちらからダウンロードできます。
Z8 用のワークシートサンプル 、Z9用のワークシートサンプル
3.Steve Perry の作成したPDFはこちらです。Custom Controls Work Sheet
尚、当方が作成したワークシートのベースはEXCELで作成してますのでEXCEL Sheet が欲しい方で当方と既になんらかの方法でコンタクトある方にはご依頼頂ければ送付させて頂きます。
それらの設定で最近見直しを続けて内容がある程度確立したものに ”C Sky Bird” の設定があります。
すこし内容をレビューさせて頂きます。
”C” の意味は静止画撮影メニュー “C” 及びカスタムメニュー “C” と紐づかせている関係で “C” と入れてます。内容は野鳥の飛翔シーン向けでアマツバメやツバメ、アジサシ等の高速の被写体向けとなります。
他のメニューからの変更は “i メニュー” で変更します。つまり i ボタンを押して静止画撮影メニュとカスタムメニューを切り替える事となります。(ニコンには紐づきの設定を行えば両方切り替わる設定変更を要望中)
このメニューでの設定の極意を列記すると:
- 出来る限り早いシャッタースピードを選択すり事と絞りを少し絞り込んで被写界深度を稼ぐ事です。
- メインコマンドダイヤルに露出倍数を設定する事。これで撮影しながらファインダーで露出の確認を行えます。(つまり絞り優先モードでの撮影となります。)
- Auto Focus はシャッターボタンAF駆動でAFエリアモードはオートエリアAFで被写体認識:鳥です。
尚、AF-ONボタンにはワイドエリアAF LでAF ON設定してます。これは背景に抜けた時の補完です。また、シングルポイントAFは “Fn1”ボタンに割り当ててます。(これはほぼ使う余裕無しですが)
- 注意点はISOはマニュアルで設定なのでその場所の適正ISOを事前に確認して設定が必要です。
概ねISO:640位が良さそうです。これでシャッタスピードの変化が1/2000秒以上で露出バランスを狙ってます。
この様な設定でのハイスピード飛翔をチャレンジ頂ければと思います。
キャッチアップ画像として渚のズグロカモメを掲載させて頂きます。
撮影データ:Nikon Z9 Nikkor Z 800mm f/6.3S 静止画撮影モード: Sky Bird (絞り優先Auto)F8 ISO:640 WB: 晴天
写真1 ズグロカモメ 目の前に舞い降りて来たと思ったら
写真2 ズグロカモメ カニを捕まえてました
写真3 ズグロカモメ 今からお食事
写真4 ズグロカモメ
写真5 ズグロカモメ 落としとる
写真6 ズグロカモメ
写真7 ズグロカモメ 食事が終わると
写真8 ズグロカモメ 飛んで行った
写真9 ズグロカモメ
写真10 ズグロカモメ
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