本日もスッキリしない冬型のお天気です。と言う事で器材ネタをUpさせて頂きます。
Nikonから Z6,Z7 の Firmware Update がリリースされました。早速対応済ませました。
Z7 Ver.1.03 と Z6 Ver.1.01のUpdateです。当方はZ6なのでZ6の内容を記載して置きます。
Z6 Ver.1.01 の更新内容
- [セットアップメニュー]>[HDMI]>[詳細設定]にて、[N-Log設定]を[する]に設定した場合、下記の条件において、動画撮影時の[制御上限感度]が機能するようにしました。
– 撮影モードP(プログラムオート)/ S(シャッター優先オート)/ A(絞り優先オート)の場合
– 撮影モードが M(マニュアル)で、[動画撮影メニュー]>[ISO感度設定]にて、[Mモード時の感度自動制御]を[する]にした場合 - マウントアダプター FTZ を介して非CPUレンズをカメラに装着し、[セットアップメニュー]>[レンズ情報手動設定]にて、焦点距離を設定して撮影すると、他社製のソフトウェアで表示される Exif 情報の「レンズの35mm 換算の焦点距離情報」が正しい値になっていない現象を修正しました。
- 電波制御アドバンストワイヤレスライティング使用時に、[AFエリアモード]を[オートエリアAF]に設定した場合、カメラが人物の顔を認識すると、露出オーバーになってしまう現象を修正しました。
- 静止画モードにて、スピードライトを装着した状態で、撮影モードを P(プログラムオート)に設定し、絞り値が f/32 になるような条件で撮影すると、絞り値の情報が正しい値になっていないことがある現象を修正しました。
- 電波制御アドバンストワイヤレスライティング使用時に下記の条件で撮影すると、シャッター速度が 1/100s 以上の場合にスピードライトが同調しない現象を修正しました。
– [静止画撮影メニュー]>[フリッカー低減撮影]を[する]
– [カスタムメニュー]> d5[電子先幕シャッター]を[有効]
今回の修正は Bug Fix の内容ですが、Nikonから Facebook で嬉しいお知らせがアナウンスされてます。
5月リリース予定との事ですが、これで使い勝手がさらに向上すると思われます。
5月予定の機能拡張
- 静止画の「瞳AF」に対応。
AF-Sモード及びAF-Cモードでも動作。複数人物でも意図した瞳を指定可能。 - AF・AE性能の向上。高速連続撮影(拡張)時、AFに加え、AEも追従。低輝度AF性能も向上
- 「RAW動画出力」に対応。リリース時期は後日告知。カメラから4K UHDやフルHDのRAWデータのストリーム出力に対応。RAW対応の外部レコーダーで記録可能。12bitデータからのカラーグレーディングが可能。
CFexpressメモリーカード対応 – 公開時期は後日告知
従来 CF(Compact Flash )採用のメーカーが多かった時代から Nikon は XQDを後継として採用し Canon は CFast と、記憶メディアの統一が決まらぬままでした。CF陣営はネームと言う呼称の継続を取りXQD陣営は実を取った形で実質 XQD 2.0 の内容で CFexpress 1.0 がリリースされました。
CFexpress はサンディスク、SONY、プログレードデジタル等の多くの製造メーカーが協賛しているので将来的に発展の可能性を大きく秘めてます。
この新規格のメモリーカード「CFexpress」にニコンは現行の採用機種(D5,D850,D500)も Firmware Update で対応するとアナウンスしてます。これは非常に重要な事で使用者は安心して 2GB/s の高速性能と高い耐久性の恩恵に預かれます。
キャッチアップ画像としてそろそろ北帰行かと思われる、波間のコクガンをUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon D5 AF-S Nikkor 600mm f/4E + TC-14EⅢ 露出Mode: Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天 RAW
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