本日も早朝から彼方此方と走り回るも成果無しでした。今日はあまりにも熱くて鳥さん達も身を隠している様相です。
と言う事で器材ネタをUpさせて頂きます。
Nikon D850が発表された時に話題に上ったアクセサリーの一つにフィルムデジタイズアダプターES-2と言う商品があります。長い間販売が遅れていたのですが、今年の春に漸くリリース出来る状態となりました。
ニコンではES-2(省略して)の前の商品としてES-1があります。当方もフィルムスキャナーがWindows OSのレベルアップでドライバーが対応しなくなり手放した時にES-1を購入してデジタル一眼レフでポジフィルムのデジタル化に備えました。
しかしながらネガフィルムまでは手が回らずそのままの状態で保存されてます。(ポジフィルムはフィルムスキャナーでほとんどデジタル化を済ませてます。)
D850の機能にネガフィルムをLive Viewで読み込みポジ化(デジタル化)する機能があります。
今回、ES-2が届いたので早速作動確認テストを行いました。
ネガフィルムのデジタル化手順:
- D850にMicro Nikkor 60mm f/2.8G をセットしレンズのフィルターネジにFilm Digitizing Adapter ES-2を取り付けます。
- ネガフィルム(ストリップフィルム)をストリップフィルムホルダーFH-4にセットしES-2に取り付けます。
- Live Viewで画像を確認してES-2の画像調整リングで正しく表示するように調整します。
- “i” ボタンを押してネガフィルムデジタイズを呼び出しカラーフィルムかモノクロフィルムを選択します。
注意:SL(サイレントモード)は使用できないのでOffに設定。 - Live Viewの画面にポジ化されたネガフィルムの画像が表示されます。
- シャッターボタンを押下して撮影するとJpeg画像としてデジタル化された画像がメディアに保存されます。
- 尚、ポジフィルムの場合は画像反転操作が必要ないので通常のLive Viewの画面から撮影すればOKです。この場合はRAWも選択可能です。
ES-1とES-2の大きな違いは画像調整リングが付いた事で画像の位置調整が極めてスムーズに行う事が出来ます。ES-1だと接写リングを組み合わせたりと工夫が必要でしたがES-2はこの本体のみで調整可能です。
ES-2もD850のネガフィルムデジタイズ機能があって活躍出来る訳でD850の機能の奥深さを改めて感心した次第です。
撮影データ:Nikon D500 AF-S Nikkor 50mm f/1.4G 露出Mode:Manual 1/125秒 F8.0 ISO: 400 WB: 晴天 SB-300 ストロボ同調 RAW
写真1 Film Digitizing Adapter ES-2 の構成
写真2 ES-2にスライドマウントフォルダーを付けた状態 2駒セット出来ます。
写真4 ES-2 Live View でポジフィルムの画像を表示
写真5 ES-2にネガフィルム用のストリップフィルムアダプターを付けた状態
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