ニコン Capture NX-D ベータ版

本日は雨天です、PM2.5が雨で洗われて良いかと思われます。
この様な日は器材ネタですが、ニコンからRAW現像ソフトCapture NX-D のベータ版(評価版)がリリースされています。
ニコンによると現行のCapture NX2(有償版)後継版としてNX-D(無償版)を提供し、この夏を目途に入れ替える(Capture NX2の更新版リリース停止)との報道です。
小生のワークフローを列記すると:
1.RAWモードで撮影
2.Nikon Transferで画像が入ったメディアから画像処理のパソコンへ取り込み
3.Nikon ViewNX2で画像を確認してラベル付け(最良は2、良は1、その他は削除)
4.ラベル2(最良)の画像を Nikon Capture NX2 で現像し、Blog等へのUpはJpeg(Nikon sRGB)で出力、プリントの画像はTiff(Nikon Adobe RGB)16Bitsで出力
5.Blog等のWebへUpする画像はPhotoshop(CS6)で最終調整とリサイズを実施、プリントはAdobe InDesignで縁取りや複数ページ化して保存、そして印刷
この様にCapture NX2が大きなウエイトを占めている事が解ります。
小生としてはとても大事なワークフローの変更になりますので、早速 Capture NX-D ベータ版をダウンロードして評価中です、勿論評価レポートはニコンへ提出してます。

結論から言えばソフトが違えば操作も変わって来ますが、何とか問題なく使えるとの判断です。
残念なのは鳴り物入りでリリースした”U Point Technology” のコントロールポイントの機能が欠落してます。これは”U Point Technology”の開発元であるNikがGoogle に買収されてしまい、Capture NX2のメインテナンス費用がかさんで来たからなのでしょう。小生はカラーコントロールポイントを良く使い、野鳥のキャッチライトを明るくしたりして来たのですが、困った物です、今後はPhotoshop駆使します。
それとまだベータ版なので何とも言えませんが画像編集処理が遅いです、露出を変更するだけでも画像がグラッとします(Intel Core I7 , 24GB Memory)。

キャノンはDPPを無償提供して来たのがニコンにとって大きなマイナスポイントでした、これが解消されますが、デジタルカメラはソフトも含めた総合的なワークフローが重要でCapture NX2の費用など取るに足りない事を良く理解してほしいものです。

ニコンCapture NX-DでRAW現像した画像をUpしておきます。

撮影データ:Nikon D4 AF-S Nikkor 500mm F4.0G + TC-14Ⅱ RAW Mode F8 ISO 1600 絞り優先AE WB: 晴天

写真1 イカル(2/25撮影)
D4M_7871D_blog

写真2 アトリ(2/25撮影)
D4M_7643D_blog

写真3 水飲み場の野鳥達
D4M_7748D_blog

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