絞り開放の測距に対応してるのはニコンのミラーレスカメラでは現状 Z9,Z8 です。
Firmwareの更新は Z8はVer.3.00 (カスタム設定 a14)、Z9はVer.5.30(カスタム設定 a15) で絞り開放測距を行う事が出来る様になりました。
野鳥撮影でこの恩恵を受けるのはどの様なケースかを記載したいと思います。
ずばり流し撮りです、当方は流し撮りを行う状況と判断した時に通常モードから撮影機能の呼び出し(ホールド)で流し撮りの設定を呼び出します。シャッタースピード1/100秒、絞りF16が標準の設定内容です。通常の撮影モードと大きく違うのは絞り値でシャッタースピードを下げる為に絞り込むわけです。
流し撮りも色んな撮影技法がありますが、アート風に極端に流した撮影では無くて野鳥の目がはっきり出てる撮影を想定してます。
Firmware更新前ですと絞り込んだ状態でAF測距するので被写界深度が深くなり、さらに充分な光量が得られないケースもあった中で測距する事になります。
レフ機の場合は絞り開放測距が基本でしたのでミラーレスになってAFがひ弱に感じるのもこの辺りに原因があるのかも知れません。
野鳥撮影では流し撮りでの撮影が開放測距に利点大と思われます、通常の撮影はほぼ開放絞りで撮影する事が多いので絞り開放測距の利点は少ないです。
Firmware更新後に何度か流し撮り撮影してますが歩留まりが格段に上がってます。しかしながら動作を見ていると連写中は絞り込んだ状態を維持してる(絞りリングが動作していない)様子です。
なのでAF駆動する時に絞り込んでるか開放かで大きな差が出てる感じです。(この動作を見てると親指フォーカスがさらに大きな優位点になるかと思います。)
一般的な撮影で 70-200mm f/2.8 クラスのレンズを使用する場合、絞りをF5.6で使う事が多いかと思いますのでf/2.8で測距するのは大きな利点となります。
是非、Z9,Z8をお使いの諸兄はお試し頂ければと思います。
と言う事でミヤコドリの流し撮りを掲載させて頂きます。
撮影データ:Nikon Z9 Nikkor Z 800mm f/6.3S 露出Mode: Manual 1/100秒 F16 ISO: Auto WB: 晴天
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