本日は昨日からの雨がまだシトシトと降ってます。
この様な日は器材ネタですが、一昨日ニコンから写真閲覧ソフトのView NX-iと現像ソフトのCapture NX-Dの新版がリリースされました。
従来ニコンの写真・動画の閲覧ソフトはView NX2が提供されてましたが、今回新たにView NX-iが提供される事と成りました。
使い方としてD810以降の新機種は View NX-i で閲覧して Capture NX-D で現像すると言うワークフロー(作業流れ)を完成させたと言う事でしょう。(後述のサイドカー方式対応)
従来はView NX 2で閲覧しラベル、レーティング付けをして、いざ現像となっても、D810の様な新機種はCapture NX 2で現像出来ないので、一旦 View NX 2からCapture NX-D に切り替えて作業を行う必要がありました。
新版のView NX-iのインストールですが、重要な注意点があります。
それは View NX-iをインストールすると View NX 2 がアンインストール(削除)されると言う事です。
ニコンのサポートに確認すると次の手順でView NX 2との共存が出来るとの回答でした。
View NX 2 とView NX-iの共存
- Nikon のサイトからView NX-iをダウンロードしてインストール
- View NX-iのインストール中にView NX 2がアンインストールされる
- Nikonのサイト、もしくは保存していたView NX 2を再度インストール
注意点としてView NX-iの更新版が出てインストールする毎にView NX 2 を再度インストールする必要があります。
この手順でView NX-iとView NX 2を共存しましたが、問題なく稼働してます、またD810はView NX-iを中心に作業、D4等の他の機種はView NX 2を中心に作業と棲み分けが出来ました。
何故、この様に複雑な事をニコンが行っている理由をニコンのサポートから伺ったので記載して置きます。
つまりCapture NX-D からサイドカー方式(RAWファイルに直接調整内容を書き込む方式ではなく、調整内容を調整ファイルに書き込む方式)に改められました。これはAdobeのLightRoomが既に実現していた方式で元のRAWファイルを変更しない利点(何時でも元の状態に戻れる)があります。
RAWファイルが多様化して行く過程でこの方式はベストであるとの判断でしょう。当方もその考え方に賛同します。
また、Capture NX-Dで調整した画像はView NX 2 で正しく表示出来ないと言う不具合が発生してましたが、これはView NX 2 ではサイドカーファイルを使って表示していないと言う事です。
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