D850 深度合成

D850の機能としてフォーカスシフト撮影が可能となりました。
静止画メニューにフォーカスシフト撮影メニューが追加されています。
このメニュー入ると次の様な項目の設定画面が出ます。

  1. 撮影回数(現在のピント位置から無限遠に向かってピントをずらして撮影する回数)
  2. フォーカスステップ幅(ピント位置の間隔)
  3. 待機時間の設定(撮影する間隔で00設定すると5駒/秒もしくは3駒/秒)
  4. 露出平滑化の設定
  5. サイレント撮影の選択
  6. 撮影開始時の記録フォルダーの設定

上記設定して撮影開始を押すと3秒後に撮影を開始します。
ちなみにテスト撮影では撮影回数(30回)、フォーカスステップ(3)、待機時間(1)、露出平滑化(Off)、サイレント撮影(On)を選択しました。
その後に露出を設定してピントをマニュアルで一番手前(レンズの枠に書かれた文字)に合わせて撮影を実施しました。
撮影が完了すると30駒の画像ファイルが出来上がります。これをPhotoshopでレイヤーとして読み込みます。
次にすべてのレイヤーを選択して編集メニューから”レイヤーを自動整列”を選びます。
自動整列が完了すると同じく編集メニューから”レイヤー自動合成”を選択してレイヤー合成を行うと完了です。
一度方法をマスターすれば色々な場面で使えそうです。

撮影データ:Nikon D850 AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G 露出Mode: Manual 1/125秒 F4.0 ISO: 400 WB: Auto フォーカスシフト撮影

写真1 フォーカスシフト完成画像
Leica_M6_blog

写真2 一番手前にピントを合わせた画像(レイヤー1番目)
D8M_2110_blog

写真3 フォーカスシフト撮影された最後の画像(レイヤーの最終)
D8M_2137_blog

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