Nikon Z8 及び Z9 の設定で前回、静止画撮影メニューとカスタムメニューの紐づきを記載しました。
フィールドでお会いした方から色々とご質問を頂戴しましたのでもう少し内容を詳しく記載すると共にこの設定を活かした i メニューの登録も合わせて記載させて頂きます。
ユーザ設定に関して他社カメラを始めNikonのミラーレスカメラでもZ8,Z9以外はユーザ設定1~3の3つのパターンを登録してそれをダイヤルで読み出す方式が一般的です。
ニコンではフラグシップ機(D6 , D5 , D4等 , D850 , D500 , Z9, Z8 )に代表される設定では静止画撮影メニュー(4種登録可能)さらに詳細な設定をカスタムメニューとしてこちらも4種設定出来ます。
なので組み合わせでは16種類となりますが概ね静止画撮影メニューにカスタムメニューは紐づくと考えると4種の設定と思えば解りよいです。
基本となる静止画撮影メニュー(4種)をまず決める事が必要です。当方は次の様に設定してます。
- A Panning Bird (野鳥の流し撮り):露出モードS(シャッター優先)1/60秒に設定
- B Bird(通常の野鳥撮影):露出モードM(マニュアル)通常は 1/3200秒、絞り開放
- C Sky Bird(野鳥の飛翔):露出モードA(絞り優先)絞りF11、露出補正+1.0
- D Landscape(風景撮影):露出モードM(マニュアル)1/250秒、F11,ISOマニュアル 他
上記設定からカスタムメニューはそれぞれの要件に合わせて決めます。基本的な設定が出来ればそれをコピーして4種類のカスタム設定が簡単に作成出来ます。
静止画撮影メニューの抜粋内容:
カスタムメニューの内容:
静止画撮影メニューとそれに紐づくカスタムメニューを記載しましたがそれらの状況を一目で見れる様に i メニューのカスタマイズで確認と表示が解りやすくなります。
i メニューのカスタマイズでの表示:
上記写真から SHOOT B は静止画撮影メニューB 、CUSTOM B はカスタムメニューBを示してます。
i メニューのカスタマイズはカスタムメニュー f1 の i メニューカスタマイズで設定します。
カメラの電源ONして使い始める前に i メニュボタンを押して設定(静止画撮影メニュー、カスタムメニュー等)を確認する習慣付けると凡ミス防げます。良くやる凡ミスはFX/DX切り替えミス等もあります。
昨日 Z8 様にオーダーしていたアイカップが届きました。
早速、工作して取り付けました、やはり目当て(アイカップ)を付けると見やすいです。
アイカップの取り付け方は前回、記事を投稿してますのでご覧頂ければ幸いです。こちらです。
尚、前回は kiwifotos の型番 KE-XT20(富士フィルムの X-T30,X-T20,X-T10 用のアイカップ)を流用したのですが今回は UN から同じカメラ様に出てる(UNX-8589)を使用しました。(ヨドバシカメラから調達)同じものだとの事ですが少し柔らかいですね。値段が Kiwifotos と比べると半額以下ですが充分かと思います。
Z8にアイカップ装着:
ちなみにアルカスイスタイプのシューに合うプレートを写真では装着してます、これはマーキンスの PN-Z7です。 Z6ii で使用してる物ですがこれぴったり合います。
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