15日~16日にかけて東洋のマチュピチュと呼ばれている愛媛県の別子銅山へよっちゃんと出掛けて来ました。
よっちゃんの思い出深い場所でもあるこの東平(とうなる)地域に広がる別子鉱山跡は世界的産業遺産に認定されています。
標高750mの山中にある東平地域は、大正5年から昭和5年までの間、別子鉱山の採鉱本部が置かれ、社宅・小学校・劇場・接待館が建てられるなど、昭和43年に休止するまで町として大変な賑わいをみせていました。
別子銅山は、1690年(元禄3年)に発見され、翌1691年に開坑しました。以来、1973年(昭和48年)に閉山するまで、江戸・明治・大正・昭和の4時代283年にわたり、銅を産出し続けました。
海抜約1,200mの地点から採掘が開始され、最終的には海抜マイナス約1,000mまで、営々と掘り続けられたと記載されてます。
開坑から閉山まで一貫して住友が経営した、日本はもとより世界でも例のない銅山であるため、普通なら散逸していてもおかしくない数々の貴重な史料を見ることができます。
今回のツアーはクラブツーリズムのツアーに参加しました。
新大阪に集合し新幹線で岡山、岡山から特急しおかぜで松山、路面電車の伊予鉄道で道後温泉、奥道後温泉で一泊して別子銅山、天空のロマンスバスで東平エリアへ登りました。
東平エリアでは銅山の歴史に詳しい天空の語り部が案内してくれました。東洋のマチュピチュと称されている銅山後は先代の人々の英知の結晶ではと実感しました。
帰りは豊稔池ダム(日本唯一、5連のマルチィブルアーチダム)を見学後、坂出から岡山そして新大阪へのルートで帰って来ました。
撮影データ:Nikon D850 AF-S Nikkor 18-35mm f/3.5-4.5G 露出Mode: Manual 1/15-1/250秒 F5.6-11 ISO: Auto WB: 自然光Auto RAW
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