本日はお天気が悪そうです。この様な日は自宅で整理整頓するのが良さそうですね。
2月18日にニコンからF/W(Firmware)とS/W(Software)の大規模更新がリリースされました。
F/Wはミラーレスの Z6,Z7,Z50 に対するものでZ7,Z6 はFirmware Ver.3.00 としてAuto Fucous 関連の大規模更新でした。
既にご案内してましたが動物(犬、猫)の顔、瞳AFとターゲット追尾AFの操作性改善が目玉の大きな更新でした。
当方も早速更新して作動の確認を行いました。
AF-S Nikkor 500mm f/5.6E をマウントアダプターFTZ経由でZ6に取り付けての確認です。
目にピントを合わせるのは猫や犬の様に少し大きな被写体では瞳AFが必要とは思いませんが必要とする方にはとても重宝するでしょう。
ターゲット追尾AFに関してはレフ機のD5,D850,D500で常用しているグループAFの代わりになりそうです。
走行するバイクや自動車で確認してみましたが被写体に良く喰らいつきます。
操作性もとても良くて当方は親指AFですので一度ターゲットモードにして(OKボタンを押す)ターゲットを捕らえてAFボタンを押してターゲットをキャッチし、その後AFボタンを押し続ければ追尾してくれますね。
ある程度ファインダーのセンターでとらえる事が出来る方は完璧に使える様に改善されたと思われます。
もう少し実践で確認が必要かとは思いますが、AFの機能としてはSONY機に並んだと思われます。
しかしながら基本ラインセンサーでのピント精度なのでクロスセンサー並みの高い精度のピントが何処まで来るかは未知数と推測されます。
Z6,Z7 Firmware Ver 3.00 の内容
- ProGrade 製および Lexar 製の CFexpress カード(Type B)に対応しました。
- カスタムメニューの a4[オートエリア AF 時の顔と瞳認識]に[動物認識する]を追加して、顔認識 AF と瞳 AF 機能が「犬と猫」にも対応しました。
- [AF エリアモード]>[オートエリア AF]の[ターゲット追尾 AF]の操作性を改善しました。
- [カスタムメニュー]> f[操作]> f2[カスタムボタンの機能]に[レンズの Fn2 ボタン]を追加して、Z マウントレンズの L-Fn2 ボタンへの機能割り当てに対応しました。
- Zマウントレンズのフォーカス制限の切り換えに対応しました。 Nikkor Z 70-200mm f/2.8S対応
- オートフォーカス撮影で、Z マウントレンズの「フォーカスリング」または[フォーカス(M/A)]を割り当てた「コントロールリング」を操作したときに、マニュアルフォーカスに切り替わる感度を最適化しました。
- 以下の現象を修正しました。
– [ファインダーの明るさ]をマニュアル設定して、半押しタイマーから復帰したときにファインダーの明るさが変わってしまう場合がある。
– iOS13 のスマートデバイスにおいて、SnapBridge とペアリング完了後に「Bluetooth ペアリングの要求」というダイアログが表示される。
S/W(Software)の更新は Nikon View NX-i 及び Capture NX-D の更新で内容は3月発売予定のD6に対応する物でした。
勿論こちらのソフトも更新しました、特に不具合無く作動してます。
Nikon Capture NX-D Ver.1.6.2 の更新内容
- D6 に対応しました。
- 以下の現象を修正しました。
– 一部のレンズで撮影した画像を開き、ヴィネットコントロールを ON にすると、画像の中央に黒いリング状の模様が発生することがある。
– [編集結果比較]においてショートカットキーで表示倍率を変更すると、[After]の表示倍率のみが変更される。
と言う事でキャッチアップ画像として一昨日撮影したレンジャクをUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon D5 AF-S Nikkor 600mm f/4E + TC-14EⅢ 露出Mode: Manual 1/1000秒 F5.6 ISO: Auto WB: 晴天 RAW
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