スライドコピーアダプターES-1 後編

先日スライドコピーアダプターES-1の話題を記載しましたが、多くの方々に興味を抱いて頂いた様です。
(歴代記事の2位でした。)
それではと、早速、等倍へのチャレンジを試みましたので後編として記載します。
前回では接写リングPK-13を所有していないので等倍へのチャレンジは入手してからと言う事でした。
PK-13を入手すべく色々と調査しましたが、現行のAF-Sレンズに装着すると故障の原因となる記載が多くてPK-13に変わる接写リングを探して居りました。
結果、ケンコーのデジタル接写リングはAFもAEも手振れ補正もOKとの事が判明しましたので早速購入致しました。
現在ケンコーの直販でアウトレット商品として格安で販売してますので、興味有る方は是非検討されればと思います。 (http://ec1.kenko-web.jp/item/2480.html)
昨日、購入した商品が到着しましたので早速テストしてみました。
OKです、AF、AEも稼動して快適に操作できます。 ただ手振れ補正は未確認です。( AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G は手振れ補正がついていないので)
この組み合わせで次の注意点をうまく対応すれば好結果を得ることが出来ます。
注意点:
1.35mmフルサイズといってもデジタルは横幅がフィルムに比べて小さい。
  Nikon FX (D600 35.9×24.0mm) LEICA M6 (36.5 x 24.0) Contax Aria (36.4 x 24.0)
  Nikonos RS (36.0 x 24.5) スライドマウントのサイズ (35.0 x 23.5 )
  と微妙に違いがあります。 撮影されたフィルムを一応ノギスで測定してみました。
  しかしながらマウントしているスライドはスライドマウントのサイズになってしまいます。
2.光源 安定したスライドをチェックする反射ボックスを背景に撮影する
3.ネガフィルムの反転処理が出来ないですね。
最大の利点:
RAWで撮影すればCapture NX2の画像処理が使用できるのでゴミ取りなどとても簡単に後処理が出来ます。
写真1 ES-1及びデジタル接写リング(36mm使用)を装着したD600

写真2 同上

写真3 デジタル接写リング 電子接点が見えます

写真4 このシステムでスライドを撮影 元画像 CONTAX ST 85mm

写真5 同上 元画像 LEICA M7 28mm

写真6 同上 元画像 CONTAX Aria 18mm

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