本日のお題は SPF レコードのお話です。なんじゃそりゃとお思いの方はスルーお願い致します。
先日来から当方が管理してるHome Pageサーバの日々のレポート(アクセス回数等やエラーレポート)がGmailのエラー(エラーコード:reason: 550-5.7.26)となってエラー表示される現象が発生してました。
仕組みはサーバ管理者が複数なのでHome Page サーバから管理者Mailing Listにメールを送付しMailing Listから各々の管理者へ配信する様に設定してました。この時のMailing List とMailサーバは同じHome Page サーバ上で稼働してます。当方はMailing ListにGmaiのアドレスで登録してる状況です。
図で示すと Home Page Server ==> Mailing List & Mail Server ==> それぞれに配布と言う事になります。
電子メールはSMTPプロトコル(Simple Mail Transfer Protocolと言う通信手順)と呼ぶ通信手順でサーバ間をバケツリレー方式でメールの配送を行います。(つまりドメイン間搬送)
旧来はこのSMTPプロトコルに脆弱性があってサーバ認証がされて無く偽ってメールを送ることが可能でした。
インターネットセキュリティー上なりすましが可能であったのですね。つまりFrom行のサーバを架空のものに出来ると言う事です。『あなたに来たそのメール本当に知り合いからですか?と言う事になります。』
そこで出来たのがSPFレコードによるメールサーバの認証です。解りやすく言えばメールサーバ間でメールを配信する時にそのメールサーバが正しいかをDNS(Domain Name System)に登録されたSPF レコードで認証すると言う仕組みです。
Googleは今年の3月からSPFレコードでのサーバ認証を順次取り入れて怪しいサーバからのメールはこのエラー(エラーコード:reason: 550-5.7.26)をレポートする仕組みになってます。
早速当方の管理サーバにSPFレコードを追加する設定を行いその後エラーは出てません。
少し複雑な内容ですが忘備録を兼ねて、また本件でお悩みの方への検索事例として投稿させて頂きました。
キャッチアップ画像として今期はなかなか手強いウミアイサですが2月に撮影したお気に入りの画像をUpさせて頂きます。
撮影データ:Nikon Z9 AF-S Nikkor 600mm f/4E + TC-14EⅢ With FTZⅡ 露出Mode: Manual 1/2000秒 F8.0 ISO: Auto WB: 晴天
最近のコメント