色空間変更

本日はお天気がイマイチで所用もあり撮影には出かけられませんでした。
Nikon のRAWファイル現像ソフトのお話をUpさせて頂きます。
デジタル一眼レフで使うカラープロファイル(色空間)には大きく2種類あります。
それはsRGBとAdobe RGBです、Adobe RGBの方が色空間が広いので色の幅が大きく扱う事が出来る為にグラデーション等が綺麗に表せます。しかし一般的なパソコンのモニターはsRGB対応であるのとInternet(Home Page , Blog 等)で使われるjpegではRGBがそれぞれ8Bits空間なのでsRGBに対応したものです。これらの事から小生はHome Page、BlogはsRGBで処理して作品として印刷する時はAdobe RGBで現像しTiff 16Bitsのデータとして保存、印刷してます。

D810を使いだし Capture NX-D で現像処理をする時にAdobe RGBで撮影したRAW画像をsRGBに変換するには? またsRGBで撮影した画像をAdobe RGBに変換するにはどうするのと言う問題が発生しました。ちなみにCapture NX2は調整メニューで簡単に処理できます。もしこれが出来ないとなるとこれから発売されるであろうD5は購入を躊躇する事になります。

ニコンに問い合わせて確認した所、次の手順で可能で有る事が判明しました。これは残念ながらマニュアルにも記載されていない事です。

Capture NX-D Color Profile 変換方法

  1. 撮影時にsRGBの色空間で撮影
  2. Capture NX-D のメニュからToolの環境設定を選びカラーマネージメント設定で標準RGB色空間から変換後に出力する色空間を選択する
  3. 例えば印刷を想定してNikon adobe RGB を選択、変更した場合は一度capture NX-D を再起動する必要がある
  4. ファイル変換でTiff 16Bitsを選ぶ
  5. ファイル変換を実行して現像するとAdobe RGB で出力される。

注意点は変換しても撮影時の色空間としてexif情報は変えないので要注意です。

キャッチアップ画像として、一昨日大池で撮影したミサゴとカンムリカイツブリの写真をUpします。

撮影データ:Nikon D810 AF-S Nikkor 500mm F4.0G + TC-20EⅢ RAW 露出Mode: Manual 1/1000秒 F8.0 ISO: Auto WB: Auto

写真1 ミサゴ
D8M_2052_blog

写真2 ミサゴ
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写真3 ミサゴ
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写真4 ミサゴ
D8M_2043_blog

写真5 カンムリカイツブリ
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写真6 カンムリカイツブリ
D8M_1619_blog

写真7 カンムリカイツブリ
D8M_1622_blog

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