カメラ背面ボタンのオートフォーカス(AF-ON)

本日はお天気悪そうです。午後からは晴れるとの予想ですが、如何なものでしょうか?
さて、毎日欠かさず見ているWeb Siteの一つが Nikon Rumors です、本日の記事で俗に言う親指フォーカスの事が克明に描かれていたので紹介させて頂きます。
記事上ではカメラの背面ボタンでのオートフォーカスの利点を上手く説明してます。
How to use Nikon’s AF-ON and back button autofocus
ニコンの現行機種でAF-ONとカメラの背面ボタンに明記しているのはD4,D800,D800E,Dfでその他の機種は(AE-L/AF-L)と書かれたボタンをAF-ON機能に設定変更出来ます。
私は全てのニコン機を背面ボタンでオートフォーカスしてシャッターボタンではフォーカス機能を停止する様に設定を変更してます。
記事上では克明に説明されてますが、自分の経験を元に利点を要約する次の事が言えます。
紹介記事でも謳っている様に一度この機能になれると元には戻れません。

利点:
1.AF-S , AF-C と変更する必要が無くて基本 AF-C(コンティニアス)に設定して、親指でボタンを押してる間はフォーカスを続け、放すとフォーカスロックとして使える。
2.フォーカスは親指でON,OFF 露出は人差し指(シャッターボタン)の半押しでAE-L(露出ロック)として機能分割が便利。
3.AF-Cでフォーカス起動をシャッターボタン(標準設定)にしていると鳥の飛翔でアングルをかえた時に枝などにフォーカスが行ってしまいます、親指フォーカスだと親指を放してフォーカスロック出来る。
良く経験する具体的なアングルで説明すると画面の右側に被写体(鳥など)を配して、右側には明るめの背景でボケで抜いた絵を撮影する場合。
1.右サイドの被写体(鳥など)にカメラを向ける
2.AF-ONボタンでフォーカスして親指を話してフォーカスロック。
3.シャッターボタン半押しでAE-L(露出をロック)。
4.アングルを整え(被写体が右サイドに来るように)てシャッターを全押し。
親指と人差し指でそれぞれの機能を分割していると迷う事無くスムーズな撮影が可能です。
マニュアルフォーカスのレンズではシャッターボタンにフォーカス機能が割り当てられていなかったので当然と言えば当然だと思います。
そういえばライカは左手人差し指フォーカスですよね。

撮影データ:Nikon D4 AF-S Nikkor 500mm F4.0G + TC17EⅡ RAW Mode F8.0 ISO 1250 絞り優先AE WB: 晴天

写真1 ルリビタキ(昨年撮影) 被写体右側の例
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写真2 ユリカモメ(昨年撮影) 親指フォーカスの例
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