本日はお天気がイマイチです、撮影行は中止して色々とお片付け中です。
昨日ニコンから新428(AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR)と1.4倍テレコン(TC-14EⅢ)の発表がありました。856が出た時から気になってましたが、いよいよニコンも蛍石レンズと電磁絞り機構を搭載した超望遠レンズ群のリニューアル開始ですね。
ニコンの絞り機構はボディーから機械式制御で羽根を絞った後に、バネの力で羽根を開放に戻すというクラシカルな仕組みを維持して来ました。そのために絞り精度の点ではキャノンの様に電磁制御式より誤差が多いと言われています、しかしながら高速連動はバネの力の方が優位でもあったわけですが、電磁絞りの機構も発展して採用に至ったわけでしょう。
新428の記事はこちら です、また特徴は次の様に発表されてます。
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8Eの特徴
- 蛍石レンズ、マグネシウム合金製部品を採用し軽量化、質量約3800g(現行レンズは4620g)
- 12群16枚(蛍石レンズ2枚、EDレンズ2枚、ナノクリスタルコートあり、保護ガラス1枚、フッ素コート)
- ベアリングを用いた三脚座リングの採用
- 電磁絞り機構を搭載(高速連続撮影時の安定した露出制御が可能)
- VR機構(手ブレ補正効果4.0段)を搭載し、VRモードには「スポーツモード」を新採用
- 耐久性が高く、撥水・撥油性に優れるニコン独自のフッ素コートをレンズ前面のメニスカス保護ガラスに新採用
AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIの特徴
- 4群7枚(装着レンズの焦点距離を1.4倍にするテレコンバータ)
- 主レンズ単体に近い描写力を絞り開放で撮影可能
- レンズの最前面および最後面に、耐久性が高く、撥水・撥油性に優れるニコン独自のフッ素コートを採用
軽量化された428も気掛かりですが、野鳥撮影には少し短いので54,64の発表が楽しみです。
TC-14EⅢは早々に買い替えですね。
写真1 AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E
写真2 新レンズと現行レンズのMTF曲線 素晴らしいMTFに仕上がってます。
写真3 新レンズと現行レンズ構成
写真4 TC-14EⅢと新428装着時のMTF曲線
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